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抗うつ薬の概要
最近はうつ病で悩む人も多くなっており、酷い場合には自殺まで考えてしまう人も少なくありません。
昔であれば気持ちの問題だ、などと病気として見られない一面もありましたが、うつ病はれっきとした脳の病気であることがわかっており、薬物治療も一定の効果が期待できるとされています。
うつ病の治療薬として処方されるのが抗うつ薬です。
もちろんうつ病に関しては、明確な原因や治療法が確立しているわけではありませんし、抗うつ薬を使用しなくても完治する人もいれば、抗うつ薬を服用しても効果が出ているのかわからない人もいます。
ただ自然治癒が見込めない、もしくはうつ病の症状が酷い場合には抗うつ薬を使用するのも1つの方法です。
抗うつ薬と言っても昔から処方されているものから、新しく開発された薬までいろいろあり、大きく分けると三環系、四環系、SSRI系、SNRI系、NaSSA系の5種類あります。
なんとなく新しい抗うつ薬の方が効果がありそうなイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。
もちろんいろいろと研究を重ねた上で開発されているので、新しいものの方が効果は期待できるかもしれませんが、効き目については個人差もあるので、新しい抗うつ薬よりも古い抗うつ薬のほうが効くという人もいます。
抗うつ薬は脳内の神経伝達系に作用するので、少なからず副作用もあります。
そしてうつ病はその日によって状態が大きく変わることもあり、必ずしも薬が効いたとも言い切れない部分もありますし、薬の効果により状態が安定していることもあります。
うつ病自体も時間をかけてゆっくりと治療していかないといけませんので、抗うつ薬も長期間飲み続ける必要があります。
ただ副作用によってはうつ状態が位置的に悪化してしまうこともありますので、服用したからあんしんということではなく、抗うつ薬の効果がどうなのか、副作用なのかしっかり周りの人が見極める必要もあります。